テストエンジニアの資格

JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)を実際に受験してみた(福岡会場)

JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)を受験したいけど、以下のようなことが気になる人も多いのではないでしょうか。

  • JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)の難易度は?
  • 試験の出題方法や合格ラインは?
  • 実際の会場の雰囲気やアクセスは?

このような疑問やお悩みを解消するために実際に受験したからこそわかる情報を紹介してきます。

私は未経験からテストエンジニアへ転職して7カ月経った、現役テストエンジニアになります。

結論からお伝えするとJSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)の難易度は決して高いものではなく、その1つの要因としては出題方法が選択式になっているためです。

そのため、参考書やシラバスで勉強すれば誰でも合格可能な資格になります。

ただ、それだけでは信頼性に欠けるため、実体験を通じて、具体的に紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • JSTQB認定テストの難易度や出題方法がわかる
  • 会場の雰囲気やアクセス(福岡会場)がわかる
  • 具体的なテスト対策がわかる

JSTQB認定テストの難易度や出題方法、合格ラインは?

開催回数年2回実施
開催月2月、8月
開催地域札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、那覇
※開催地域は変更になる場合もある
試験料22,000円(税込)
申込期間開催月の約3ヵ月前
申込期間は約1ヶ月間
申込方法Webページからの申込み
試験時間60分
出題数40問
出題形式選択式(マークシート)
合格ライン非公開(65%と言われている)
平均合格率約57%

JSTQB認定テストの難易度

実施年受験者数合格者数合格率
2020年1,516人789人52%
2019年3,172人1,807人57%
2018年3,374人2,258人66.9%
2017年2,590人1,392人53.7%
2016年2,309人1,283人55.6%
引用元:JSTQB 認定テスト技術者資格【試験日】合格率や難易度 | 資格の一覧【JQOS.jp】

難易度は決して高いものではなく、過去5年間の平均は約57%となります。

そのため、難易度は決して高いものではありません。

JSTQB認定テストの出題方法

出題方法は選択式(マークシート)になっており、1問につき4個の選択肢が用意されています。

そのため、わからない問題があってもカンで正しい解答をできる可能性があります。

このような出題方法である試験であるため、難易度は決して高いものではないかもしれません。

JSTQB認定テストの合格ライン

合格ラインについては、非公開となっていますが65%が合格ラインとされています。

問題は全40問となっているため、26問正解することができれば合格できます。

詳しくは公式サイトを見て確認してください。

14問も間違えることができると考えるとハードルが下がりますね♪

会場の雰囲気やアクセスは?(福岡会場)

実際に受験した福岡会場の雰囲気

福岡会場の定員は95名となっていたのですが、実際には80名ほどしか受講していない印象でした。

席の配列は、長机(3人掛け)が横に5席、縦の20席だったと記憶しています。(曖昧です…)

席の配列はコロナの影響か、カンニング防止なのかはわかりませんが、前の席や隣の席には誰もいない状態になります。

福岡会場のアクセス

住所福岡市博多区博多駅南1丁目8‐31 9階 大ホール
最寄り駅JR・地下鉄博多駅筑紫口より徒歩4分
JR・地下鉄博多駅筑紫口へ
まずはヨドバシカメラを目指します
ヨドバシカメラの向かいのCoCo壱番屋へ
CoCo壱番屋の道を駅とは反対側へ歩いていきます
1分ほど歩くと「九州ビル」の看板が見えてきます

具体的なテスト対策方法は?

JSTQB認定テストは独学で勉強することができます。

具体的にはこれから紹介する3つになり、その中でもテス友で勉強するのはもっともおすすめな方法になります。

おすすめの勉強方法

・参考書(シラバス)で勉強

・テス友で勉強する(もっともおすすめ!)

・参考書(演習で学ぶソフトウェアテスト)で勉強する

参考書(シラバス)で勉強する

JSTQB認定(FL)試験向けに参考書(シラバス)が出ています。

この参考書(シラバス)は問題集がついているため、学ぶだけでなく理解できているのか確認しながら進めることができます。

最も一般的な勉強方法になるので、必ず実施すべき勉強方法になります。

テス友で勉強する

テス友 とは、JSTQB認定(FL)試験向けの勉強用アプリになり、すべての問題に解説と関連のシラバスや用語集が準備されています。

Qbookへの登録が必要になりますが、無料で使用することができるためにおすすめです。

また、実際の試験でもテス友から出題される問題と同じような出題されるため、テス友の問題を9割以上取れるようになれば、実際の試験も優位に進めることができます。

参考書(演習で学ぶソフトウェアテスト)で勉強する

「演習で学ぶソフトウェアテスト」という参考書があります。

この参考書はJSTQB対応となっているだけでなく、はじめての人でもわかりやすい内容になっています。

シラバスではわかりにくい内容もわかりやすく紹介されています。

実際に受験してみた感想

JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)を受験して、誰でも合格可能な資格だと感じます。

実際に私は未経験からテストエンジニアへ転職して7カ月で受験しています。

そのため、まだテストエンジニアの理解が深まっておらず、理解も進んでいない状態でも合格することができました。